実務ガイド
小規模事業者持続化補助金 経営計画書の書き方― 行政書士のための審査観点ベース効率化ガイド
小規模事業者持続化補助金は、申請書類の中心である経営計画書(様式2)と補助事業計画書(様式3)の説得力が採否を大きく左右します。本ガイドでは、補助金支援を扱う行政書士の先生向けに、 各セクションを審査観点に沿って書く要点と、起案工数を抑える進め方を整理します。
1. 制度の基礎(まず公募要領で最新回次を確認)
一般型・通常枠の補助率は原則2/3(賃金引上げ特例の対象事業者は3/4)。 申請書類は経営計画書(様式2)・補助事業計画書(様式3)を中心に、A4で合計10ページ以内にまとめるのが基本です。補助上限額・特例(インボイス特例・ 賃金引上げ特例)・スケジュールは公募回次ごとに変わります。たとえば第17回は 2025年に公募・採択が行われ、すでに受付を終了しています。 必ず申請する回の最新の公募要領で、上限額・要件・締切をご確認ください。
2. 経営計画書(様式2)の4つの軸
審査では「自社の状況を客観的に分析できているか」「強みと市場ニーズが噛み合っているか」が問われます。 次の4点を、事実と数値で具体的に書くのが基本形です。
- ① 企業概要 ― 沿革・事業内容・主要商品の売上構成・経営状況(売上/利益の傾向)。 審査員が初見で全体像をつかめる具体性を。
- ② 顧客ニーズと市場の動向 ― 商圏・顧客層、ニーズの変化、競合の状況。 「環境を客観的に分析できているか」が核心です。
- ③ 自社の強み ― 競合と比較した強みを、実績・リピート率などの根拠とともに。 ②で挙げたニーズと対応させます。
- ④ 経営方針・目標と今後のプラン ― 課題を踏まえた方針と、可能な範囲で数値化した目標。 補助事業がこのプランの第一歩として位置づくように。
3. 補助事業計画書(様式3)― 一貫性と積算の透明性
補助事業計画は、(1)取組の背景・目的、(2)具体的な内容(何を・いつ・誰が・どのように)、 (3)創意工夫の特徴、(4)経費との対応、の流れで書きます。 経営計画(課題・方針・目標)との一貫性、実現可能性、 計上経費と取組内容の対応の明確さ(積算の透明性)が見られます。 効果は売上・利益・新規顧客数などの定量効果を計算過程つきで示すと説得力が増します。
4. よくある失敗
- 裏取りのない数字・事実の記載 ― 根拠不明の市場規模や効果額は逆に信頼を損ねます。 確認できない箇所は空欄や注記で残し、事実で固めます。
- 課題と取組の不整合 ― 経営計画で挙げた課題と、補助事業の取組がつながっていない。
- 効果の根拠不足 ― 「売上が上がる」だけで、客単価×想定件数などの計算過程がない。
5. 起案を高速化する ― ヒアリングから初稿を数分で
上記の型は明確でも、1件をゼロから書くと半日仕事になりがちです。ShinseiAIは、顧客ヒアリングを入力すると、 各セクションの初稿を審査観点に沿ってAIが生成します。裏取りできない事実は創作せず「【要確認】」として残す設計のため、 士業としての確認・修正・記名を前提に、安心して起案の土台づくりに使えます。 浮いた時間を確認とブラッシュアップ、そして受任件数の拡大に回せます。
半日の起案を数分に。ただし、嘘は書かせない。
14日間の無料トライアルで、実際の案件を初稿化してお試しいただけます(クレジットカード登録不要)。 AIの出力はドラフトであり、確認・修正・記名は行政書士の先生が行う前提です。
14日無料で試す →出典・注記
本記事は一般的な制度概要と実務上の書き方を整理したものであり、採択を保証するものではありません。 補助率・上限額・様式・審査項目・スケジュールは公募回次により変わるため、申請時は必ず最新の公募要領をご確認ください。